コンセプト:Flourish-フラリッシュ-への想い

”ミライを描く、ココロを育てる”を理念に

「こんなに自信に満ちた美しい姿に導く支援があるのか」
2020年2月下旬、イギリスのリカバリーカレッジ(教育施設)視察でその後の人生を変える光景を目の当たりにしました。
その当時私は障害福祉事業に携わる中で日々支援や環境づくりに対して違和感を抱いていたため、とても眩しい光景であったことを今でも鮮明に思い出します。
私がその頃に感じていた違和感とは、“同じ人間であるにも関わらず、障害や疾患を経験しているだけで全く違う扱いを受ける”ということです。
近年ダイバシティやインクルージョンという言葉が普及し始めていますが、現状は大多数派に合わせていく、もしくは多数派が存在する場所とは異なる環境を別の空間に作ることが主流ではないでしょうか。
支援においても「一般的にはこうだからそうあるべき」という多数派が生み出した価値観、基準で判断されてしまうケースを見てきました。
このような現状に対して今の自分の力では変えられないもどかしさを感じていたときに希望の光をイギリスで見つけました。
そして、その光の中心に私が見たのは“ひとりひとりの可能性を信じること”でした。
向日性という言葉の通り、人は光が照らす方へ成長していきます。
人は自分自身の中に在るものに気付き、他者から受け入れられる経験を通してミライに繋がる希望の光を見つけることができます。
そして、その光があるからこそ人は確かな歩みを進めることができるようになります。
もちろんこれは障害や疾患を経験しているかどうかは関係ありません。
誰もが可能性の種を持っており、育むことでその人の美しさを咲かせることができます。
これがまさにFlos(花)と-ish(~にする)を語源とするウェルビーイングが高く持続可能な状態を表す言葉、Flourish(フラリッシュ)です。
美しく咲かせるミライ、咲かせるためのココロはひとりひとり違います。
まだ確かな形でなくても自分自身の可能性を信じて自らの手で形作って欲しい、そんな想いでミライ/ココロと表現しました。
このような想いを乗せた私たちのコンテンツは全て科学的根拠のある内容です。
イギリス留学を経て得たポジティブ心理学/コーチング心理学、臨床心理士としての臨床心理学を始めとし、ウェルビーイングに関連する周辺分野を含めてわかりやすく提供します。
ただ、私たちが目指す状態への道のりは決して容易なものではありません。
だからこそひとりで歩むのではなく、他者と繋がり、支え合い、尊重し合い、共に歩む環境が必要です。
そのための環境をこれから少しずつですが確実に整えていきたいと考えています。
私たちと一緒にミライを描き、歩みを進めるためのココロを共に育み、美しい花が咲き誇った光景”Flourish(フラリッシュ)”を目指していきましょう!
田中 庸介/Yosuke Tanaka
